はじめまして!車いすテニスの荒井大輔です。

自分自身、生まれつき右足の脛骨欠損(弁慶の泣き所が無い)です。

人との違いを意識し始めた小学生時代の学校生活はあまり明るい時代とは言えない思い出が強いです。

右足に装具をはめると膝が曲がらないので、走るのは本当に大嫌いでした。

人前に出るような事は出来る限り避けるようにして、人生に対しても悲観的で将来も出来る限りあまり人と関わらない様な仕事をしようと考えていました。

しかし、中学生のころ友達に誘われて入ったテニス部に入って全てが変わりました。それまでは人と違うことに対して、人に見られる事に対して自分は全て劣っていると思っていました。
でも実際テニスコートの中で自分の常識は覆りました。
同じテニスを始めた他の同級生たちより早くレギュラーを取ったことは、今でも鮮明に覚えています。コートの上で新しい価値観に出会い、初めて同じ舞台に立てた様に思えました。

その後の人生は全く違うものになりました。
そのとき出会った部員の数名は今でも親友と呼べる存在であり、また部長も任せられ、人との関わりを持つことの大切さを学べました。

私自身は何よりテニスをする事が何よりも楽しくて、一生続けられる大切な出会いだなと、学生時代に出会えたことを本当に幸せに思いました。

私は約3半年前に岐阜の福祉機器メーカーへ就職しました。
それは自分と同じように障害を持った人たちに希望を与えたいからです。
ちょっとしたキッカケで人生は変わります。私は岐阜で新たに車いすテニスに出会いそして新たな挑戦の可能性を見つけました。
たまたま職場からの出会いで始めてみると休みの日から少しずつやり始め2年前より大会にも参加させてもらいました。
元々やっていたテニスとは違うスポーツであり、いま障害者スポーツの中でも注目度の高く年々競技レベルが上がり健常者のスポーツに引けを取らない車いすテニス。
やっていく内に、その魅力に惹きつけられ、大会にも昨年より国際ランキングが付与される大会にも出場し始めました。

現在は日本代表強化指定選手にも登録され、2017年7月より、転職を決意し競技により集中出来る環境へ変え海外の大会にも出場する事になります。
健常者のテニス同様海外遠征をし大会に出場しポイントを積み重ねていくため年間20~30大会ほど海外をまわる必要があります。

これからは自分が経験してきた子供の頃思っていた世界が変わるキッカケを少しでも多くの方に伝えるため、それを達成するためにも、私は人に影響を与えられる人になりたいのです。車椅子テニスで世界で活躍する選手になる事で世の中への影響力は全然違います。

今の私がそんな思いを人に伝えるのでなく車椅子テニスで世界トップ選手としてたくさんの人に伝えることで、世界は変わる。いま本当に自分自身がやるべきことだと信じています。それが私の車いすテニスで世界を目指す理由です。

皆さん、どうぞ応援よろしくお願いいたします!

PROFILE

競技 車いすテニス(プロ)
所属 BNPパリバ
競技拠点 岐阜県
ランキング 日本ランキング 5位

RESULT

2017年
  • 仙台オープンベスト8
  • 神奈川オープンベスト4
  • 北九州オープン準優勝
  • 神戸オープンベスト8
  • ジャパンオープンベスト16